【東南アジア陸路縦断旅】東南アジア一人旅の実用的な情報がまるっとわかる!(後編)
【2024東南アジア縦断】5週間で6カ国旅した筆者が旅のノウハウを全て公開!

バックパッカーをしてみたい/する予定のある方必見!事前の準備事項から現地での生活の仕方まで実用的な情報を紹介します!この記事を読んで旅の準備を始めましょう!
出発する前にすべき事前準備とは?
インターネット
インターネットの利用には、eSIM/SIMカードの利用、データローミング、WiFiルーターのレンタルの3つの方法があります!ここでは最も手軽な方法であるeSIM/SIMカードの利用をお勧めします!
▼eSIM
eSIMとはスマホの本体に内蔵することができるSIMカードのことです。SIMカードは差し替える必要があるのに対して、eSIMはオンラインで手続きを完結させることが出来るのでとても便利です。
東南アジアでバックパッカーをするならairaloの東南アジア周遊eSIMの利用をお勧めします!このeSIMは東南アジアのほとんどの国に対応していて、複数カ国を旅してもSIMを買い換える必要がないんです。
以下のようなさまざまな料金プランから選ぶことが出来ます。空港や宿には無料WiFiが飛んでいることがほとんどなので1ヶ月で10GBあれば十分です!
・2GB/15日で$9.5(約1500円)
・5GB/30日で$20(約3000円)
・10GB/30日で$37(約5600円)
しかし、容量に対して少し値段が高いのとeSIM非対応端末では利用できないことがデメリットとしてあげられます。
▼SIMカード
自分が縦断旅をした際は、各国でキャリアショップに行ってSIMカードを購入していました!というのも、自分の使っているスマホがeSIM非対応機種だったんです。( ; ; )
実際に自分は5週間の旅中に全部で4回SIMカードを買い替えました。値段は約5500円。eSIM30日間の値段とそれほど変わりませんが、SIMカードの方が容量が大きいです。
タイのAISというキャリアショップには2flySIMが売られているのでこれの利用をお勧めします。2flySIMとは東南アジアを含む34カ国に対応している6GB/8日間利用可能な周遊SIMカードです。

保険
海外に行く際は保険に入ることが必須です!保険に入らないと、万が一病気や怪我をした時に病院が受け入れてくれない場合があります。長期の旅に出る方は保険の対応が充実しているクレジットカードを作ることをお勧めします。
▼クレジットカードの保険
カードの保険には自動付帯と利用付帯の2種類があります。
自動付帯とは、カードを所持しているだけで適用される保険です。一方利用付帯とは、航空券/宿の予約などの支払いの際にカードを利用すると適用される保険です。詳しくはカード会社のホームページを確認してください。
▼保険会社の保険
クレジットカードに保険の適用がない場合は、保険会社が提供している保険に加入しましょう。HISが出しているHS損保はお勧めです。5日間で2000円弱です。
事前にDLしておくべきアプリ
▼GRAB
東南アジアで便利な交通系アプリです。このアプリでバイタク/トゥクトゥクを呼ぶことが出来ます。バイタクの料金は安いため移動の際にぜひ利用した方が良いです。ベトナムやカンボジアで非常に便利なツールです。
▼BOLT
GRABと同様の交通系アプリです。タイではGRABよりもBOLTの方が安いことが多いです。この2つのアプリを見比べて安い方を利用するのが良いです。
▼Currency
通貨を確認するためのアプリです。現地の通貨が日本円にしていくらなのかを表示してくれます。買い物や両替の際に役に立ちます。
お金はどうやって持っていくの?
現金/カードの使い方
旅をするのに、現金をたくさん持ち歩くのは怖いですよね。自分は日本円を5万円だけ持って行ってバックの奥に保管し、そのほかはカード、キャッシングを利用しました。日本円の両替、海外キャッシングの利用、クレジットカードの利用の3つをうまく使いましょう!
▼両替
日本円を持っていき、両替所で現地の通貨と両替します。
空港などのレートの悪い両替所では必要最低限を両替し、街のレートの良い両替所でたくさん両替するようにしましょう。レートの良し悪しはCurrencyというアプリを見て確認することが出来ます。
▼海外キャッシング
海外キャッシングとは、ATMから現地通貨を引き出せるサービスのことです。手数料はかかりますが、ATMから手軽に通貨を引き出せるのでとても便利です。海外キャッシングを利用するには海外キャッシングに対応しているクレジットカードを作る必要があります。
▼クレジットカード
ラオスとベトナムを除くと東南アジアではクレジットカードを利用できる店が多いです。特にマレーシアではほぼ全ての店で利用可能です。しかしカードを利用するとチャージで3%ほど取られる場合があります。
管理方法
▼普段使いの財布は持っていかない
万が一財布を取られてしまった場合、現金以外に日本で使用しているカードなども失ってしまいます。財布は持っていかずに海外専用の財布やコインケースを用意しましょう!
▼お金の入れるところは複数に
小銭を入れるコインケースと紙幣やカードを入れる財布の2種類を用意することをお勧めします!
買い物や食事の会計の都度、大きな紙幣の入っている財布を出すのは危険です。使用頻度の高いコインケースには高い額のお金を入れないようにしましょう。
また東南アジアはチップ文化はありませんが、観光地などではチップを要求されることがあります。あらかじめ小銭は用意しておきましょう。
▼セキュリティポーチの利用
セキュリティポーチとは貴重品を入れるポーチのことで、基本的には衣類の下に入れて肌身離さず持ち歩くアイテムです。
ここには両替していない現金(日本円)や紙幣の入っている財布を入れましょう。セキュリティポーチにはカードを入れるポケットがついているので、それを利用することもできます。コインケースは持ち歩くバックの中の取りやすいところに入れても構いません。

手数料
現地通貨に換えるのにかかる手数料は以下の通りです。レートの良い両替所で両替をするのが最もコストがかかりません。しかし、全てを日本円で持っていくというのは防犯上良くないのでキャッシングを利用することをお勧めします。
▼両替所(レートが良い場合)
1万円両替して300〜400円(中には50円とかいう鬼レートも存在します)
▼両替所(空港)
1万円両替して800〜900円
▼海外キャッシング
1万円両替して800〜900円
▼デビットカードによる引き出し
1万円両替して800〜900円
海外キャッシングに関しては、手数料の安いクレジットカードを探せばもっとコストを抑えられたかもしれません。自分が縦断旅をした時は上記の値段くらいかかってしまいました。そのほかに関しては相場の価格だと思います。
現地での生活は?
トイレ事情
▼トイレが中々見つからない
バンコクやクアラルンプールなどの都会ならばショッピングモールがたくさんあるので良いのですが、田舎だとカフェやレストランくらいにしかありません。駅やマック、ユニクロにもないんです。常にトイレの位置を把握しながら行動し、行けるときに行っておくというのが鉄則になります!
▼ウォシュレット
東南アジアのウォシュレットはガンタイプのものになります。(左下写真参照)最初は抵抗がありますが、慣れればむしろ必需品となります。田舎のトイレはウォシュレットだけではなくトイレットペーパーもないことがあります。自分でポケットティッシュを持ち歩きましょう!


洗濯
どこに行ってもランドリーサービスの店が街にあります。1回300円くらいで洗濯してくれて翌日には乾燥までして綺麗になって返ってきます。
滞在日数が短い場合、部屋で手洗いすると出発までに乾かないことが多いです。また、コインランドリーを利用すると待ち時間を持て余してしまいます。
これらの悩みを全て解決してくれるのがランドリーサービスです。想像以上に綺麗で良い匂いになって返ってくるので嬉しい気持ちになります!


日用品の調達
シャンプーやボディーソープなどの日用品は旅の始まりの街で調達しておくことをお勧めします!
最初に到着する街は都会であることが多いです。田舎の街に入ってしまうと中々欲しい日用品が手に入らないので、都会にいるうちに日用品は調達しておきましょう。
タイのバンコクやチェンマイなどにはマツモトキヨシやダイソーがあったりするので中々便利です。

旅に慣れてきたら?
ツアーの申し込み
旅をしていると日本では体験できないようなツアーがたくさん見つかります。自分はラオスでバルーンに乗ったり、ベトナムでメコン川クルーズ体験をしたりしました!
▼予約方法
街の代理店で予約する方法とオンラインで予約する方法の2種類があります。
・街の代理店
街中にツアーの代理店があります。そこに行って交渉をして予約できます。これは少しぼったくられたり、その場で現金の決済をしなければならなかったりするのでやや面倒です。
・オンラインサイト
klookやKKdayなどのサイトで予約できます。カード支払いが可能で、ツアーに参加したいと思った瞬間に予約ができるので便利です。

▼当日の手順
泊まっている宿の住所を伝える/記載するとツアーの日の朝にバスが迎えにきてくれます。時刻を指定するのですが高確率でバスが遅れてくるので、指定した時刻にバスが来なくても心配は不要です。
帰りも宿の近くまで送ってもらえます。
暇つぶしツール
移動中はとにかく暇です!音楽アプリのインストールは必須、映画やドラマを事前にダウンロードしておくのも良いでしょう。Kindleで本を読むのも荷物が嵩張らないので良いですね。
自分はバスの車内で音楽を聴きながらぼーっとしていたりしました。何も考えない時間って結構幸せなんですよね。バスの車窓から東南アジアののどかで素朴な風景を見ながらうたた寝するのは最高です。たまにKindleで本を読んだりして長い長い移動の時間を過ごしました。

以上、バックパッカーをする人向けの実用的な情報でした!旅は自分を成長させてくれます。さあ、いますぐ航空券を買って旅に出る準備を始めましょう!