クアンシーの滝完全ガイド|乗合ソンテウでの行き方・料金・所要時間を実体験から解説

ルアンパバーンの街でソンテウを探し、クアンシーの滝へ

ラオス・ルアンパバーンを訪れるなら、ぜひ足を運びたいのがクアンシーの滝です。

エメラルドブルーの滝つぼと、その奥にそびえる大きな滝。ルアンパバーン中心部から約30km離れていますが、移動手段を確保しておけば、半日でも十分に観光できます。

ただ、実際に行こうとすると迷うのが、その移動方法。

クアンシーの滝へは事前予約の送迎サービスや乗合ソンテウなどで向かうことができますが、僕はルアンパバーンの街中で乗合ソンテウを探し、クアンシーの滝へ向かいました。

比較的安く移動できるのはメリットですが、乗客が集まるまで出発しないため、時間が読みにくいのが乗合ソンテウの難点です。

実際に利用してみて、時間の限られた旅行であれば、出発時間の決まった送迎サービスの方が利用しやすいと感じました。

この記事では、実際に乗合ソンテウでクアンシーの滝を訪れた経験をもとに、

  • ルアンパバーンからクアンシーの滝への行き方
  • 乗合ソンテウの探し方と実際にかかった料金
  • 実際にクアンシーの滝に向かった流れ
  • 乗合ソンテウと送迎サービスのどちらがおすすめか

について紹介します。

これからルアンパバーンを訪れる方は、ぜひ参考にしてください。

僕はクアンシーの滝へ向かう前に、朝市場や旧市街、プーシーの丘などを歩いて観光しました。実際に半日で回ったルートや見どころは、以下の記事で詳しく紹介しています。
👉 【ルアンパバーン観光ガイド|半日で何ができる?バックパッカーが歩く】

クアンシーの滝は半日で行ける?事前に知っておきたい基本情報

まずは、クアンシーの滝を訪れる前に知っておきたい、所要時間や営業時間、ベストシーズンについて紹介します。

営業時間と所要時間|観光には何時間必要?

ルアンパバーン中心部からクアンシーの滝までは、車で片道1時間弱。現地での観光時間を約2時間とすると、往復の移動を含めて約4時間がひとつの目安です。

移動手段を事前に確保しておけば、半日でも十分に観光できます。

ただし、当日に乗合ソンテウを探す場合は、出発までの待ち時間も考えておく必要があります。

僕は10時30分ごろにソンテウを探し始め、ルアンパバーンの街へ戻ったのは17時ごろ。手配を始めてから帰着まで、合計で約6時間半かかりました。

クアンシーの滝の開園時間は8:00〜17:30。特に遅い時間から向かう場合は、移動時間だけでなく、ソンテウの待ち時間や現地で過ごす時間も考えて出発するのがおすすめです。

ベストシーズンはいつ?乾季と雨季の違い

写真で見るようなエメラルドグリーンの滝つぼを楽しみたいなら、乾季の11月〜5月がおすすめです。

乾季は雨季と比べて水量が落ち着き、滝つぼの美しい色を楽しみやすい時期です。僕が訪れた11月も、森の中には青緑色の滝つぼがいくつも広がっていました。

一方、雨季の6月〜10月は水量が増え、滝そのものの迫力が増します。雨の影響で水が濁ることもありますが、大量の水が勢いよく流れ落ちる景色は、乾季とはまた違った魅力があります。

ルアンパバーンからクアンシーの滝への行き方と費用

ルアンパバーン中心部からクアンシーの滝へ行く方法はいくつかあります。

ここでは、僕が実際に利用した乗合ソンテウを中心に、行き方と実際にかかった費用を紹介します。

乗合ソンテウと送迎サービスどっちがおすすめ?

一人旅で利用しやすいのが、乗合ソンテウと事前予約できる送迎サービスです。

乗合ソンテウはルアンパバーンの街中でドライバーを探し、料金や出発時間を確認して乗車します。予約なしでも利用できますが、乗客の集まり具合によって出発時間が変わります。

僕が朝8時ごろに旧市街を歩いていたときは、ソンテウのドライバーから何度も声をかけられました。そのため、朝からクアンシーの滝へ向かうのであれば、乗合ソンテウでも比較的移動しやすいと思います。

一方、僕が実際にソンテウを探し始めたのは10時30分ごろ。この時間になるとすぐには出発できず、乗客が集まるまで結局2時間30分待つことになりました。

どちらでもクアンシーの滝へ行くことはできますが、現地でソンテウを探したり、乗客が集まるのを待ったりする手間を考えると、個人的には事前予約できる送迎サービスの方が楽だと感じます。

Klookではクアンシーの滝への乗合送迎を事前予約できます。旅行日程が決まっている方は、事前に料金や空き状況を確認してみてください。
▶︎【 Klookでクアンシーの滝への送迎を探す】

このほか、レンタルバイクで自力で向かったり、配車アプリのLokaを利用したりする方法もありますが、この記事では実際に利用した乗合ソンテウを中心に紹介します。

乗合ソンテウの料金と入場料|実際にかかった費用

今回、クアンシーの滝への往復と入場料を合わせて、21万キープ(約1,478円)かかりました。

内訳は以下の通りです。

  • 乗合ソンテウ:15万キープ(約1,056円)
  • クアンシーの滝入場料:6万キープ(約422円)

一方、Klookの乗合送迎サービスは9.1ドル(約1,400円)から予約できます。

※クアンシーの滝の入場料は別途必要です。

僕が支払ったソンテウ代との差は約350円。これだけの差で出発時間があらかじめ決まっていることを考えると、料金だけを理由に乗合ソンテウを選ぶメリットはそれほど大きくないと感じました。

ただし、乗合ソンテウの料金は全員同じではありませんでした。

最終的に集まった乗客は僕を含めて7人。僕は事前に提示されていた15万キープを支払いましたが、ほかの乗客に聞いてみると、全員10万キープで乗っていたことが分かりました。

僕は最後にソンテウへ合流したため、ほかの乗客とは別のタイミングで料金を支払うことに。その際、料金が変わったことは伝えられず、事前に提示された15万キープをそのまま支払ってしまったのです。

このように、乗合ソンテウは乗るタイミングや人数によって提示される料金が異なる可能性があります。利用する場合は、支払う前にドライバーだけでなく、ほかの乗客がいくら払っているのか確認しておくと良いでしょう。

乗合ソンテウでクアンシーの滝へ|当日手配から到着まで

ここからは、実際にルアンパバーンの街中で乗合ソンテウを探し、クアンシーの滝へ向かったときの流れを紹介します。

ルアンパバーンの街中で乗合ソンテウを探す

クアンシーの滝へ向かう当日の朝、僕はルアンパバーンの旧市街を観光していました。

朝8時ごろは「ウォーターフォール?」とソンテウのドライバーから何度も声をかけられましたが、このときはまだ観光する予定だったため、すべて断っていました。

実際にソンテウを探し始めたのは10時30分ごろ。

朝はあれほどいた客引きも、この時間になるとかなり減っていました。何人かのドライバーに料金を聞いてみるものの、一人では90万キープなど、とても払えない金額を提示されます。

仕方なく同じ辺りをしばらく歩いていると、先ほど交渉したドライバーが反対車線から声をかけてきました。

話を聞くと、クアンシーの滝へ行きたい欧米人カップルが見つかったとのこと。「あと2人集まれば出発する。1人15万キープでどうだ」と提案され、その条件で乗ることにしました。

欧米人カップルとともに、2時間後に同じ場所へ戻る約束をして一度解散。

乗客が集まるのを待つ間、ルアンパバーンのカフェで時間を潰すことにしました。

集合場所に戻るも誰もいない|クアンシーの滝を諦めかける

約束の2時間が経ち、集合場所へ戻ります。

ところが、辺りを見渡しても先ほどのソンテウも、欧米人カップルも見当たりません。

実は、待ち合わせをしたときは欧米人カップルがかなり目立っていたため、「この2人を探せば大丈夫だろう」と油断していました。そのせいで、集合場所もドライバーの顔も鮮明に覚えていませんでした。

「もしかして、あの2人は別のソンテウを見つけて先に行ってしまったのか?」

そんなことを考えながら周辺を探しますが、それらしいソンテウは見つかりません。しかも、この日の夜にはハノイ行きのバスを予約済み。これ以上遅くなれば、クアンシーの滝自体を諦めなければなりません。

ハノイ行きのバス

仕方なく中心部に座り込み、待つこと約30分。

すると、一人のドライバーから突然「あっちだ」と声をかけられます。言われた方向へ向かうと、別のドライバーが待っており、そこで15万キープを支払いました。

案内されたソンテウを覗くと、すでに6人の乗客が。そして、その中には先ほどの欧米人カップルの姿もありました。どうやら僕が最後の一人だったようです。

こうして乗客が集まるのを待つこと約2時間30分。ようやくクアンシーの滝へ出発することになりました。

ルアンパバーンを出発|クアンシーの滝まで1時間弱

乗客が揃い、クアンシーの滝へ向けて出発します。

ソンテウの荷台には、僕を含めて7人。気づけば、僕一人だけが日本人で、周りを6人の欧米人に囲まれていました。ルアンパバーンの街を抜けると、景色は次第に森へと変わっていきます。

ソンテウからの景色

向かい合って座るソンテウでは自然と会話も生まれ、どこから来たのか、これまでどこを旅してきたのかと話しながら、1時間弱の道のりを進みました。

出発まで2時間半も待ちましたが、振り返れば、このソンテウで過ごした時間はルアンパバーン滞在の中でも最も楽しかった思い出です。

そんな時間を過ごしているうちに、クアンシーの滝へ到着しました。

クアンシーの滝を実際に観光|エメラルドブルーの滝つぼへ

クアンシーの滝に到着すると、ドライバーから「2時間後にここへ集合」と伝えられ、それぞれ自由に観光することになりました。ここからは、実際にクアンシーの滝を歩いた様子を紹介します。

中国人観光客とのシャトル争奪戦

入場料6万キープを支払い、クアンシーの滝へ向かいます。

入口から滝までは少し距離があり、麓から無料のシャトルに乗って移動します。乗り場にはかなりの観光客が集まっており、列のようなものができていました。僕もその流れに沿ってシャトルを待ちます。

ところが、シャトルが到着した瞬間、周囲にいた大量の中国人観光客が待っている人たちを追い越し、次々と車内へ。

最初は「次のシャトルに乗ればいいか」と大人しく待っていましたが、次の便でも同じ光景が繰り返されます。

「これ、ちゃんと待ってたら一生乗れないな」

さすがに痺れを切らし、同じく待っていた欧米人旅行者たちと一緒に、僕も次のシャトルへ飛び乗りました。

静かな世界遺産の街・ルアンパバーンから一転、クアンシーの滝では思わぬシャトル争奪戦を経験することになりました。

エメラルドブルーの滝つぼを抜け、最奥の大滝へ

シャトルを降り、森の中を進んでいくと、少しずつ水の流れる音が聞こえてきます。

そして現れたのが、クアンシーの滝を象徴するエメラルドブルーの滝つぼ。

森の中には大小さまざまな滝つぼが連なり、透き通った青緑色の水が段々になって流れていきます。

中には実際に泳げる滝つぼもあり、エメラルドブルーの水の中を泳いだり、水辺でのんびり過ごしたりする人たちの姿も見られました。

遊歩道に沿ってさらに奥へ。

小さな滝をいくつも越えて進んでいくと、最後に姿を現すのがクアンシーの大滝です。

それまでの穏やかな滝つぼとは一転、高い岩壁から大量の水が一気に流れ落ちる姿は圧巻。

写真で何度も見ていた景色でしたが、森の中を歩き、小さな滝つぼを一つずつ抜けた先で実際に見る大滝は、想像以上の迫力でした。

エメラルドブルーの滝つぼから巨大な滝まで、歩くにつれて景色が変わっていくのが、クアンシーの滝の一番の魅力だと感じました。

まとめ|クアンシーの滝は半日で行けるが、出発待ちには余裕を

クアンシーの滝は、ルアンパバーンを訪れるならぜひ足を伸ばしてほしい場所です。

乗合ソンテウでもクアンシーの滝へ行くことはできますが、事前予約の送迎サービスとの料金差はそれほど大きくありません。

朝早くから向かうのであれば乗合ソンテウも選択肢ですが、出発時間が読めないことを考えると、個人的には事前に送迎サービスを予約しておく方がおすすめです。

▶︎【 Klookでクアンシーの滝への送迎を探す】

僕自身、クアンシーの滝へ向かうまでには思った以上に時間がかかりました。

それでも、偶然乗り合わせた旅人たちとの時間や、森の奥に広がるエメラルドブルーの滝つぼまで含めて、印象に残っている一日です。

僕はこの旅で、ルアンパバーンだけでなく、ビエンチャン、バンビエンを含むラオス3都市を5日間かけて旅しました。実際に回ったルートや都市ごとの見どころは、以下の記事でまとめています。

👉【ラオス5日間周遊旅|実際に回った3都市・モデルコースを紹介】

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