ラオスの魅力3選|東南アジア6カ国を旅して僕が一番印象に残った理由

圧倒的な自然、世界中の旅人との出会い、ゆっくり流れる時間

「圧倒的な自然の中で過ごしてみたい」
「日常から離れて、ゆっくり一人旅をしてみたい」
あるいは、「まだあまり知られていない東南アジアの魅力に触れてみたい——」

そんな人におすすめしたいのがラオスです。

僕は33日間かけて東南アジア6カ国をバックパックで旅しました。その中で、一番印象に残った国がラオスでした。

とはいえ、旅に出る前からラオスを楽しみにしていたわけではありません。

むしろ当初は、タイからベトナムへ向かう途中でそのまま通過することも考えていたほど。行くとしても、不便さの多い過酷な旅になるだろうと思っていました。

ところが実際に訪れてみると、その予想は良い意味で裏切られました。

どこまでも続く大地と、その先にそびえる山々。世界中から集まったバックパッカーとの出会い。そして、困っていると自然に手を差し伸べてくれる現地の人たち。

特にバンビエンでは、すでに購入していた次の街へ向かうバスのチケットを捨て、予定を変えて1日延泊するほど、この場所に惹かれました。

そしてラオスを離れ、ベトナム、カンボジア、マレーシア、シンガポールと旅を続ける中でも、どこか「第二のラオス」を探している自分がいました。

それほど、ラオスで過ごした5日間は僕にとって印象的な時間でした。

この記事では、実際にラオスを旅して感じた3つの魅力と、旅の予定を変えてまで滞在したバンビエンでの体験を紹介します。

まだラオスを旅行先として考えたことがない人にこそ、その魅力を知ってもらえたらと思います。

  • 滞在期間:5日間
  • 渡航時期:2024年11月
  • 旅のスタイル:バックパッカー/陸路縦断
  • 訪問都市:3都市
    ビエンチャン、バンビエン、ルアンパバーン
  • 移動手段:スリーピングバス/ミニバン

ラオス旅行の概要|国の特徴と僕が巡った3都市

ラオスってどんな国?|東南アジアにある唯一の内陸国

ラオスは、タイ・ベトナム・カンボジア・中国・ミャンマーの5カ国に囲まれた、東南アジアで唯一海に面していない内陸国です。

首都はビエンチャン。国土の多くを山地や高原が占め、国内には東南アジアを代表する大河・メコン川が流れています。

日本からの直行便はなく、バンコクやハノイなどの都市を経由してアクセスするのが一般的です。

タイやベトナムと比べると、日本人にはまだ馴染みの薄い旅行先かもしれません。それでも、ラオスには豊かな自然が広がり、近代的な大都市とは異なる素朴な東南アジアの雰囲気が残っています。

ビエンチャン・バンビエン・ルアンパバーンを5日間旅した

僕はラオスに5日間滞在し、ビエンチャン・バンビエン・ルアンパバーンの3都市を訪れました。

タイのチェンマイから陸路で国境を越え、首都ビエンチャンへ。その後、北上しながらバンビエン、ルアンパバーンを巡り、ベトナムのハノイへと向かいました。

今回の旅で訪れた3都市の特徴やおすすめの周遊ルート、移動方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。👉【ラオス旅行完全ガイド|5日間の周遊モデルコース・費用を解説】

僕が実際に旅して感じたラオスの魅力3選

圧倒的な自然|地球そのものを旅しているような景色

僕がラオスを旅して最も心を奪われたのが、どこまでも広がる圧倒的な自然です。

特に印象に残っているのが、バンビエンの風景。街を少し離れるだけで、切り立った山々と広大な田園風景が目の前に広がります。

朝の散歩では穏やかな時間が流れ、聞こえてくるのは鳥の鳴き声や動物たちの気配ばかり。日の出の時間帯には、澄んだ空気と目の前に広がる雄大な景色に、思わず足を止めて見入ってしまいます。

まるで、地球そのものを旅しているような感覚。

有名な観光地を巡らなくても、ただ歩いているだけで心が満たされる。そんな旅の楽しさをラオスの自然が教えてくれました。

そして、この壮大な景色を空から眺めた熱気球の体験は、33日間の旅の中でも忘れられない思い出になりました。

世界中の旅人との出会い|人の温かさに触れる旅

ラオスのもう一つの魅力が、世界中から集まるバックパッカーとの出会いです。

バンコクやハノイのような大都市にはさまざまな旅行者が訪れますが、ラオスでは、長期間旅を続けるバックパッカーとの出会いが特に印象的でした。

旅の途中では、宿で出会ったポルトガル人の英語教師と一緒に食事に行ったり、東南アジアを自転車一つで巡るモンゴル人のおっちゃんから各地の旅の話を聞いたりしました。

ルアンパバーンでは、欧米の6人の旅人と乗合ソンテウでクアンシーの滝へ。バイタリティあふれる彼らと過ごす時間は刺激的で、僕自身もたくさんのエネルギーをもらいました。

国籍も年齢も異なる人々との交流を通して、自分の知らなかった生き方や価値観に触れられる。 それもラオスを旅して感じた魅力の一つです。

また、旅先で出会った人々の温かさも忘れられません。

バスに乗り遅れそうになって街中を猛ダッシュしていたときには、見知らぬおっちゃんがバイクに乗せてバスターミナルまで送ってくれました。

さらに、先ほどのモンゴル人のおっちゃんは、出会って数時間しか経っていない僕に大切な自転車を貸してくれました。遠く離れたバスターミナルまで、バスのチケットを買いに行くためです。

世界中の旅人と出会い、思いがけない優しさに触れる。

そんな人との交流も、ラオスでの忘れられない思い出になりました。

フランス文化が残るカフェ|ゆっくり流れる時間を楽しめる

ラオスの3つ目の魅力が、フランス文化の影響を受けたカフェと、ゆったりと流れる時間です。

かつてフランスの植民地だったラオスには、今でも街のあちこちにおしゃれなカフェが点在し、コーヒーや焼きたてのパンを楽しむ文化が根付いています。

特に気に入っていたのが、朝のカフェで過ごす時間です。

朝の散歩を終えたら、街角のカフェでコーヒーとカオチーを注文。テラス席に腰を下ろし、通りを行き交う人々を眺めながら、のんびりと朝食を楽しむ。

朝の涼しい空気の中、コーヒーを飲みながら何もせずに過ごす。そんなひとときが好きで、気づけば毎日のようにカフェへ通っていました。

何か特別なことをしなくても、ただその街で過ごす時間が心地よい。

そんな贅沢な時間を味わえるのも、ラオスならではの魅力だと思います。

バスのチケットを捨ててバンビエンに1日延泊

諦めきれない熱気球への野望

バンビエンに到着した瞬間からどうしても体験したかったのが、熱気球に乗って上空からラオスの大自然を眺めることでした。

しかし、気になるのはその料金。熱気球のフライトは約19,000円。できるだけ出費を抑えながら旅を続けていた僕にとって、一度の体験に約2万円を使うのは大きな決断でした。

しかも、すでに翌日のルアンパバーン行きのバスを予約しており、チケット代の約2,700円も支払い済み。

それでも、バンビエンで過ごすうちに、どうしても熱気球への思いを諦めきれなくなりました。

せっかくここまで来たのだから、後悔するくらいなら乗ってみよう。

そう決めた僕は、予約していたバスのチケットを捨てて、バンビエンにもう1日滞在することにしました。

熱気球から見たバンビエンの朝日

翌朝、まだ薄暗い時間に迎えの車が宿まで来て、熱気球の乗り場へ向かいました。

乗り場に到着し、準備が整うとバスケットへ。バーナーから大きな炎が上がると、熱気球はゆっくりと地面を離れていきました。

高度が上がるにつれて、眼下の景色も少しずつ姿を変えていきます。田園、森、そして幾重にも連なる巨大なカルストの山々。

山の向こうから太陽が昇り始めると、空は次第にオレンジ色に染まり、朝日が大地を照らし出しました。

どこまでも続く山々と、朝日に包まれるラオスの大自然。

地上から眺めていた景色とはまったく違う、息をのむような光景が目の前に広がっていました。

約2万円という料金に迷い、バスのチケットまで捨てて乗った熱気球。あの朝の景色を見たとき、思い切って決断してよかったと心から感じました。

33日間の東南アジア縦断旅の中でも、忘れることのできない特別な体験です。

バンビエンの熱気球について、実際にかかった料金や予約方法、フライトの様子は、以下の記事で詳しく紹介しています。
👉【バンビエンの熱気球完全ガイド|料金・予約方法・日の出フライトを実体験レビュー】

ラオス旅行はこんな人におすすめ

ラオスは、定番の観光地を巡るだけではなく、自然や人との出会いを通して、普段とは違う時間を過ごしたい人におすすめの国です。

日常から離れて、いつもと違う景色を見たい人

毎日同じような景色を見て、同じような生活を繰り返している。そんな日常から少し離れてみたい人に、ラオスはおすすめです。

切り立った山々や広大な田園風景、鳥の鳴き声だけが響く静かな朝。ラオスには、普段の生活ではなかなか出会えない景色が広がっています。

いつもとは違う環境に身を置き、何も考えずに自然を眺める。

そんな時間を過ごすことで、日常では得られない新鮮な気持ちを味わえるはずです。

大自然の中で思いきり冒険したい人

ラオスは、雄大な自然を眺めるだけでなく、その中に飛び込んで思いきり遊びたい人にもおすすめです。

特にバンビエンでは、熱気球で山々を空から眺めたり、チュービングやカヤックで川を下ったり、洞窟探検やトレッキングを楽しんだりと、さまざまなアクティビティを体験できます。

空を飛び、川を下り、山を歩く。 ラオスには、自然を全身で感じられる冒険が待っています。

普段はなかなかできない体験に挑戦したい人にとって、忘れられない旅になるはずです。

▶︎【バンビエンのアクティビティを見る】

人との出会いや旅そのものを楽しみたい人

有名な観光地を巡るだけでなく、現地の人々や世界中の旅人との交流を楽しみたい人にもラオスはおすすめです。

バックパッカーが集まる宿で旅の話をしたり、偶然出会った人と一緒に観光したり。ラオスでは、思いがけない出会いが旅をより面白くしてくれます。

また、気の向くままに街を歩き、カフェでのんびり過ごしたり、気に入った場所に延泊したりと、自分のペースで旅を楽しむこともできます。

目的地にたどり着くことだけでなく、そこに至るまでの過程も楽しむ。

そんな自由な旅をしたい人に、ラオスはぴったりの国だと思います。

まとめ|東南アジアを旅するならラオスを訪れてほしい

ラオスは、当初の予定を変更してまで滞在したくなるほど、僕にとって居心地のいい国でした。

有名な観光地を巡ることだけが、旅の楽しさではない。何気なく歩いた道や、偶然出会った人との会話が、いつまでも心に残ることもあります。

もし東南アジアを旅する機会があれば、ぜひラオスにも足を運んでみてください。

きっと、想像していた以上の景色や出会いが待っているはずです。

今回の旅で最も気に入ったバンビエンについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
👉 【バンビエン観光ガイド|「バックパッカーの聖地」と呼ばれる理由とは?】

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